声
卒業生に寄せる
黒坂 好子
1
1新潟県公衆衛生看護学校
pp.6
発行日 1972年9月10日
Published Date 1972/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662205130
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日本海に面し,半円を描いたように南北に長い新潟県。広大な新潟平野と信濃川,上越の沿線は目の前にそびえ立つ山また山,夏場のみ観光客でにぎわう佐渡ガ島。この県内に20保健所,113市町村があり,約240万人が住んでおり,ここに働く保健婦は総数550余名を数える。
私はこの保健婦の仲間の1人として,公衆衛生看護学校に席をおき,すでに6年になった。この間に送りだした卒業生の数は222名である。当初は,広い県内の点的存在でしかなかった卒業生が,いまや就業保健婦数の約1/2に相当し,県内保健婦業務推進の大きなパワーとなっている。
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