特集2 自分の病院に合った、持続できるクリニカルパスの作り方
—(4)牧病院—〈特徴〉クライシスプランの要素を含んだ地域連携パス
佐々木 香月
1
,
牧 聡
1
1医療法人牧和会牧病院
pp.286-290
発行日 2015年5月15日
Published Date 2015/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1689200089
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『私らしい暮らしの手帳』とはどういうものか
地域連携パス『私らしい暮らしの手帳』は、在宅生活を送る精神障害者の暮らしの希望や困りごとに対し、必要な支援と連携を提供しようという意図で作成したクリニカルパスです。
このパスは、利用者と、かかわるスタッフ(作業療法士、看護師、ソーシャルワーカーなど、どの職種でも可)とで一緒に作り上げていきます。活用する際は必ずしも主治医の許可を前提としておらず、患者・支援者の「使ってみたい」という意向が尊重されます。できるだけ利用者自身の言葉と直筆で記載します。
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