特集 これからは「クライシス・プラン」をつくっておこう
「クライシス・プラン」ってなんだ?—なぜこのツールが注目に値するのか
野村 照幸
1,2
1独立行政法人国立病院機構さいがた医療センター
2筑波大学大学院人間総合科学研究科博士課程
pp.446-448
発行日 2017年6月15日
Published Date 2017/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688200714
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「これまでよりもちょっとよい方向へ」を叶えるために
「病気の話ってしにくいよなぁ」「限られた時間で状態を知るのは難しい」「具合が悪いのはわかるけど、何をどう伝えたらいいんだろう」「入院をくり返さないで、もっと良い状態が続いたらいいのに」「医療機関との連携って難しいなぁ」——。
訪問看護、そのなかでもとくに精神科訪問看護のなかで、こういったことが頭に浮かぶことがありませんか? もし心当たりがあるなら、ぜひ紹介したいものがあります! それが、今回の特集で扱っている「クライシス・プラン」です。クライシス・プランを導入することで、先ほど書いたような状況を「これまでよりもちょっと良い方向」に変えられる可能性があります。
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