特集 地域との「連携」がうまい組織は、こんな手法を使っている
—入院時の経過が説明しやすくなる—入院時カンファレンスシート
高田 久美
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1南部町国民健康保険西伯病院地域在宅医療部地域連携室
pp.153-158
発行日 2015年3月15日
Published Date 2015/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1689200043
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精神科病棟から地域連携室に配属になって7年になります。地域連携室は「連携」の中核を担う部署であり、病院と地域をつなぐ窓口です。当院においては「退院調整部門」の機能も持っていて、2014年4月の精神保健福祉法の改正により配置が義務化された「退院後生活環境相談員」を、当院では地域連携室の看護師と精神保健福祉士とで担当しています。
地域移行支援事業をきっかけに、入院中から地域の支援者と一緒に取り組む退院支援へと変化してきました。以前はどちらかというと、退院を機に地域の支援者にバトンタッチするということが多かったのですが、近年は、地域と連携する時期がますます早まっています。
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