臨床における研究の展開 東京看護学セミナーの歩みから
入院時オリエンテーションに関する研究(その1)/入院時オリエンテーションに関する研究(その2)
石鍋 圭子
1
,
石丸 美枝
2
,
加賀谷 とき
3
,
堅田 美智子
4
,
神村 真紀子
4
,
川島 みどり
2
,
木下 安子
5
,
草野 初江
6
,
桑野 タイ子
,
小林 あきみ
7
,
樋口 礼子
8
,
備前島 ますみ
2
,
宮崎 和子
,
山根 美代子
9
,
川村 佐和子
5
,
吉田 喜美子
4
,
東京看護学セミナー
1東京逓信病院
2日赤中央病院
3三菱化成診療所
4中央鉄道病院
5東大医学部保健学科
6淵野辺病院
7虎ノ門病院溝の口分院
8日本医大付属病院
9杉並組合病院
pp.11-18
発行日 1971年4月1日
Published Date 1971/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661915987
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Ⅰ.調査目的
患者にとって,家庭と病院では全く違った環境である。患者はこの違った環境をどのように受けとり,どう適応しているか,そのときオリエンテーションは患者の適応に役立っているか。
予備調査により得られた各病院で行なわれている入院時オリエンテーションの内容は表に示した項目を含んでいる。各項目が患者の人格を尊重した立場でおこなわれたか,または病院の運営の便宜を中心にしたものであったかをみると,×印の示すように運営を中心としたものが多くなっている(表1)。
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