臨床における研究の展開
入院時オリエンテーションをまとめる
東京看護学セミナー有志
pp.75-82
発行日 1971年10月1日
Published Date 1971/10/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661916154
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研究の進めかた
──研究(p.81)を発表した直後にセミナーがあり,二つの方法が話し合われたと思います。一つは発表した調査データに基づいてオリエンテーションを作製し,それをテスト的に実際の病棟で使用して問題点などをあげたりして,理想的なものをつくったらどうかということです。
もう一つは実際に使用できるものを作製する前に,現在,主に事務の人がつくっている案内書はどういうものか,またそれとオリエンテーションとのつながりはどうなっているか,などの問題点に対して検討していったら病院側の患者に対する姿勢がわかるのではないか,さらには家族へのオリエンテーションの参考にもなるんじゃないかという2点について論じたわけです。
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