特集 病院と連携する
「退院時」と「入院時」における病院との情報のやりとりについて
横田 喜久恵
1
1新宿訪問看護ステーション
pp.647-650
発行日 1998年9月15日
Published Date 1998/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688902459
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はじめに
医療経済的にも,本来の治療の場という観点からも,病院の入院期間の短縮化が最近目立ってきたことは訪問看護をしている者にとっても気になるところです.一方,退院を勧められた患者さんのなかには,治療を続けながら,また在宅生活を続けることが不安なまま自宅に戻る患者さんも目立ちます.このような現実において,病院の看護職と在宅の看護職がおたがいに効果的な看護の継続をしていくためにはどのような視点で対応していけばよいのか,そしてそれぞれがどのような情報を引き継ぐべきなのかを,地域での受け入れ機関の1つである訪問看護ステーションの立場で考えてみたいと思います.
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