連載 viewpoint・2
大学院での研究の裏にあった葛藤を語る・その1
研究テーマのなかの私自身の課題とは?
武井 麻子
1,2
,
児玉 まゆみ
3
1日本赤十字看護大学
2日本精神保健看護学会
3愛知医科大学看護学部
pp.86-93
発行日 2014年5月15日
Published Date 2014/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1689101328
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2013年9月7日、「実践研究の方法:フィールドワークという経験」と題した研修会を、私が所属する日本精神保健看護学会の教育活動委員会が開催しました。当委員会では、今年度は看護研究の支援を課題に掲げ、各地で研修会を企画しており、その一環としての催しでした。
看護の現場は研究の宝庫と言っても過言ではありませんが、いざ取り組もうとすると、何をテーマにすればいいのか、どう進めればいいのかと戸惑うという声をよく聞きます。確かにテーマを決めることは容易ではなく、それが決まれば研究の8割方は済んだとも言えます。
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