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精神疾患をもつ人は、産める場所がないの?まさかの連続受け入れ拒否を経験
pp.8-9
発行日 2014年3月15日
Published Date 2014/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1689101277
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精神疾患をもつ人は、産める場所がないの?
まさかの連続受け入れ拒否を経験
匿名希望
某政令指定都市在住の精神科看護師
7~8年ほど前、僕の両親との同居生活がスタートしたことを契機に、妻が精神疾患を発症しました。症状は幻視と幻聴(小さな男の子の姿が見えたり声が聞こえたりというもの)がメインでしたが、気分の落ち込みも激しく、カミソリを買い込んでリストカットして入院することもありました。
当時は幼い2人の娘をかかえながら妻に寄り添い、両親との同居も破綻しないようにと神経を使っていました。そんな妻は何年も病院に通いましたが病名は確定せず、その時の症状に対して対症療法的に抗精神病薬や抗不安薬、睡眠導入剤などが結構な量で処方されていました(病名は、「非定型精神病」や「アルコール性精神障害」などとなっていました)。
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