研究報告
統合失調症と診断された子どもを支える父親の体験―発症、精神科救急病棟入院から退院までの約5年間
冨川 順子
1
,
森口 勇子
1
1浅香山病院(大阪府)・看護部
pp.74-80
発行日 2013年1月15日
Published Date 2013/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1689101140
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父親の研究報告が少なかった
統合失調症と診断された患者の再入院を防止し、地域生活を促進するためには、薬物療法に加えて、患者の力を高める教育と、患者をサポートする家族への心理教育が有効であると言われており*1、家族向けの本の出版も相次いでいる*2・3。
統合失調症と診断された子どもを支える母親についての研究はなされつつある*4・5が、父親の体験についての報告は少ない。
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