研究報告
補食によるBMI上昇が精神状態と睡眠状態の改善をもたらした一事例
加藤 久美
1
1医療法人篤人会富士病院
pp.66-70
発行日 2012年9月15日
Published Date 2012/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1689101083
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患者が痩せると悪いイメージ
私は、患者が痩せてくると悪いイメージを抱く。通常の食事量で、身体的な問題はないのにもかかわらず、急速に痩せていく患者は、多くの場合精神状態が不安定となり、悪化していく。そして、精神状態が安定するに従って体重は増えていく。このようなケースを多く経験した。
今回、積極的に体重を増やすケアを試みた一事例の経過と結果を報告する。
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