特集 拘束時の心理的ケア―私たちはこうしています
拘束時から患者さんの看護計画に沿った観察項目を設定
東 志乃
1
1青葉丘病院
pp.20-23
発行日 2011年9月15日
Published Date 2011/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1689100910
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改良を重ねて作成した「観察チェック表」「観察・記録シート」を公開します
当院では、身体拘束中の患者さんの観察は最低30分ごとにおこない、結果を記録する取り決めがあります。しかし、身体拘束中の患者が複数名となる場合や、夜勤帯など看護者が少ない場合において、30分ごとの観察の内容を逐一看護記録に記載することは、困難なことでした。また、通常の看護記録に記すだけでは、看護者によって観察点の違いが出てしまうこともありました。
そこで、記録に残すことを簡便にし、かつ重要な観察項目の欠落を防止するために、「観察チェック表」❶と「観察・記録シート」❷を作成しました。
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