特集 認知症、どうしたらいい?
学んで実践 レビー小体型認知症の看護
長南 真貴
1
,
上田 里美
1
1山容病院
pp.53-57
発行日 2011年7月15日
Published Date 2011/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1689100888
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初のレビー小体型認知症患者さん
私たちの所属する病棟は女子閉鎖病棟です。高齢化が進み、統合失調症と躁うつ病の患者さんがほとんどですが、最近は老健施設や地域から、認知症によるBPSDが問題となって入院となってしまう高齢の患者さんが増加しつつあります。そんななか、60代前半の女性が、他県の病院でレビー小体型認知症と診断され、その後当院に入院することになりました。
脳血管性認知症、アルツハイマー型認知症は聞き覚えがあり、突然の入院でもそつなく看護計画が予測できますが、「レビー小体型認知症」という聞きなれない病名に、スタッフほとんどが「なに? レビー? どこが違うの????」と、戸惑いました。
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