寄稿
サンデル教授の白熱講義に参加して「対話」を考える
安保 寛明
1
1岩手晴和病院
pp.84-91
発行日 2010年11月15日
Published Date 2010/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1689100774
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ハーバード白熱教室 in Japan
去る8月25日に、NHK教育テレビ「ハーバード白熱教室」の公開収録に参加しました。「ハーバード白熱教室」とは、NHK教育で4月から6月の日曜日夕方に放映されていた番組で、米国の名門ハーバード大学の講義を実況中継したものです(NHKオンデマンドで過去の放送が見られます)。身近な例を元に意見を求めるサンデル教授、それに応えて意見を述べる学生。講義に参加する学生たちの眼差しは真剣で、サンデル教授のユーモアに笑いながらもとても熱心です。そんななかNHKのホームページが更新されており、マイケル・サンデル教授が来日して特別講義をする! というニュースを知りました。
もちろん、筆者はすぐに応募! 自分が医療関係者であること、医療従事者として人命を扱う議論に感銘を受けたことを書きました。すると8月12日に当選メールが届きました。さらに、講義前にインタビュー取材の依頼を受けるというオマケつき。もしかしてテレビに映るかも? という幻想を抱きつつ、当日を迎えたのでした。
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