特集2 早期退院時代に看護の役割をどこにおくか
【病院編】入院時からディスチャージマネジメントを開始する
下原 美子
1
1八代更生病院
pp.84-90
発行日 2008年5月15日
Published Date 2008/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1689100508
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外来と急性期病棟との連携が要
精神科病院の医療費は、効果的な急性期医療と退院促進に手厚く配分されることになりました。急性期病棟の機能が強化されると、効果的な医療が提供され、短期間での退院が可能になります。そのため、当院でも病棟の機能分化に向かって努力をしているところです。
私は以前から、長期入院患者のリハビリテーションに興味があり、どうしたら長く入院している患者さんが退院することができるのか、支援方法を模索し続けてきました。そうした興味を活かし、2002年に精神科看護リハビリテーション分野の認定資格を取得しました。現在は長期入院患者のディスチャージマネジメント(退院調整)をシステム化することに取り組んでいます。
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