特集 新任研修・現任教育をどうするか
介護文化構築の担い手としてのホームヘルパー教育を目指して―看護婦家政婦紹介業からの事業転換を図る
竹森 幹雄
1
1(有)介護労働研究所
pp.419-425
発行日 1999年6月15日
Published Date 1999/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688902472
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はじめに
私が東京都杉並区にある(有)白鳥看護婦家政婦紹介所からホームヘルパーの教育と,公的介護保険施行時の受託を予定している別会社(株)クオリティユニオン白鳥の基盤整備を依頼され着手したのは平成7年秋のことである.
看護婦家政婦業界ではその売り上げの大半を占める病院における「付き添い」の解消が進み,在宅へと事業の転換を図り始めていた頃であった.公的介護保険施行に関してもほぼ確実視され,後は法案の成立と施行の時期がいつと読むかが各社の事業計画作成の大きなポイントと考えられていた.
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