特集 日々の「記録」を再考する
訪問看護ステーションにおける記録の現状と問題点―日本における看護記録の変遷をふまえながら
長江 弘子
1
1聖路加看護大学
pp.687-698
発行日 1999年9月15日
Published Date 1999/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688902045
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訪問看護にとっての「記録」の重要性
1994年頃から,看護記録の新しい記録様式として「フォーカスチャーティング」が看護の専門雑誌に掲載されるようになった.臨床看護領域におけるフォーカスチャーティングの爆発的な広がりとともに,筆者は訪問看護ステーションにおける看護記録の再検討に取り組んできた.その過程で,多くの実践者と共に訪問看護の経過記録である日々の訪問記録はどうあるべきかを考えてきた.
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