特集 PTと連携する
ステーション内PTとどう共働するか
佐藤 美津江
1
,
西村 真紀
1
1おもて参道訪問看護ステーション
pp.774-779
発行日 1999年10月15日
Published Date 1999/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688901886
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看護婦からみたPT
利用者と関わるなかで,私たち訪問看護婦がよく感じることは,利用者は病状にも不安を持っているが,それ以上に“疾患の後遺症や老化に伴ってのADLの低下”に対しての悩みや不安の方が大きいということである.特に在宅では,利用者が“実際の生活の場”で暮らしているために,ADLの低下という問題点の比重は病院よりかなり高い.“日常生活動作を支える”ことは,訪問看護婦・理学療法士(以下,PTと略す)の大きな役割といえる.
当ステーションには訪問看護婦12名,PT・OT2名が働いている.お互いの専門機能を生かした上でうまく連携をとることで,利用者が“実際の生活の場でその人らしい生活が送れるよう”支援することを目指している.
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