特集 利用者に満足される「看取りのケア」
家族にとっての「死の儀式」
藤井 正雄
1
1大正大学文学部
pp.345-348
発行日 1998年5月15日
Published Date 1998/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688901810
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
訪問看護の最終帰結が「患者の死」であることが少なくないとすれば,訪問看護婦がどこまで患者の死別の儀式に立ち会うべきかは大問題であろうと思います.その際,家族にとって「死」はどのような意味をもつのかについて十分な理解をもっていれば,どんな状況になっても臨機応変に対処することができると思います.初めに一般的な事例から見てみましょう.
Copyright © 1998, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.