特集 介護保険制度導入に向けての課題
【インタビュー】住民からの主体的参加を求めて―「NO!寝たきりキャンペーン委員会」井上朱美さん・井上弘子さんに聞く
井上 朱美
1
,
井上 弘子
1
1NO!寝たきりキャンペーン委員会
pp.847-861
発行日 1998年12月15日
Published Date 1998/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688901759
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本誌 いよいよ介護保険法の施行まであと1年余りとなりました.9月13日に第9回の「NO!寝たきりデー '98」が開かれましたが,内容(表)はサブテーマである「市民が発言する介護保険」そのものといった印象でした.
現在,全国の市区町村では,要介護認定を含めたモデル事業が実施されています.要支援・要介護高齢者の心身の状態把握や,モデルケースで介護サービス計画を立てるなど,保険実施を視野に入れた準備が急ピッチで進められています.しかし,実際に施行されるようになると,自分たちの住む町では,サービスが十分に受けられるのか,その中身は保証されるのか,保険料はいくらなのか,費用対効果はどうかなど,さまざまな不安の声も聞かれます.
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