訪問看護ステーション経営A to Z・9
ステーションのイメージ・ギャップ―Image gap
小山 秀夫
1
1国立医療・病院管理研究所
pp.206-209
発行日 1997年3月15日
Published Date 1997/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688901631
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イメージと経営
どのような事業でもイメージが大切だ.現代の経営は,企業イメージやブランド・イメージ,あるいは商品やサービスのイメージから自由ではない.テレビのCMは,終日イメージ広告を流し続けている.商品やサービスを消費者に買ってもらうことを目的としているCMは,見る人を説得する説得広告と,見る人の情緒や感情を刺激し,ブランドや企業に対して好意的態度の形成をねらいとするイメージ広告に大別されている.
説得広告は,安い,便利,安全,良質などを主張し,消費者を説得し,買ってもらうことを目的としている.一方,イメージ広告は,消費者の感性を刺激し,商品やサービスを直接買ってもらうというより,印象を消費者に与えることを目的としている.
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