研究・報告
在宅療養者のブレーデンスケールに関する調査研究―ブレーデンスケールと体圧分散寝具使用,褥瘡の有無,日常生活自立度との関係
佐藤 ゆかり
1
1在宅介護用品研究会
pp.718-724
発行日 1997年10月15日
Published Date 1997/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688901572
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はじめに
公的補助による給付制度や助成制度の利用,自費購入,リサイクル,レンタルなどによって,在宅ケアにおける褥瘡予防・治療用具として,体圧分散寝具が使用されている.
真田は,褥瘡発生予測尺度であるブレーデンスケールを翻訳,「日本語版ブレーデンスケール」(資料1)とし,それをもとにして褥瘡の発生の予測,具体的なケア方法に役立て,さらに褥瘡のケア基準を作成して,総合病院や特別養護老人ホームなどで試用し,成果を報告している1).
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