特集 ―そこが知りたい!―ポジショニングと褥瘡ケア
OH(大浦・堀田)スケールを用いた体圧分散マットレスの選択法
堀田 由浩
1
,
三由 昌恵
1
1JA愛知厚生連加茂病院形成外科
pp.315-318
発行日 2004年4月1日
Published Date 2004/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661100414
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はじめに
当院では2001年7月に大浦が発表した褥瘡危険要因(以下,大浦スケール)1)を改変した大浦・堀田スケール[全患者版](以下,OHスケール)を用いて2,3)全入院患者の褥瘡危険要因を判定し,危険要因のランクに基づいた体圧分散マットレスの適応を決定している.
このOHスケールは大浦スケールを一部改変し,2001年12月より運用を開始した.2002年8月に部分的な修正を加え,2003年8月にOHスケールとして大浦により発表された2).今回は当院のOHスケールとOHスケールを用いた体圧分散マットレスの選択法について解説する.
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