海外事情見て歩き・1
ドイツの介護事情見聞録―ミュンヘン市で訪問看護と介護保険運用の実際を見聞して
脇坂 佳子
1
1河北杉並訪問看護ステーション
pp.57-61
発行日 1996年1月15日
Published Date 1996/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688901125
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◎女3人よれば姦しい.6人よれば……
行ってきました.ドイツ!私にとって今年(1995年)一番のイベントです.平成9年には日本でも「公的介護保険」の導入を厚生省は目指しています.ドイツではすでに今年の1月導入され,4月からサービスが始まっているというではないですか.その話を聞いても最初は「フーン」という程度に聞き流していた私ですが,東京訪問看護ステーション連絡会で知り合いになった大先輩方に「ドイツへ行って実際の所を見てこよう」とお誘いを受け,「ヨーロッパ旅行は初体験.楽しそう」と,やや不純な動機ですっかり行く気になってしまった私だったのでした.
さて,パスポートやらワンピース,カメラにサングラスと諸々バッグにつめ込んでしっかり観光気分.平成7年8月6日,女ばかり6人で成田を飛び立ったのでした.
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