特集 どうあることなのか、意思決定支援—「アドバンス・ケア・プランニング」とか「人生会議」とか
—【インタビュー】—意思が立ち上がる場の風景—状況を整えることが支援者の役割
水野 英尚
1
1地域生活ケアセンター小さなたね
pp.420-426
発行日 2019年6月15日
Published Date 2019/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688201202
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言葉によるコミュニケーションが難しい人への支援において、どのようにその意思を探るか、そもそもにして意思はあるのかと、「意思決定」をめぐる事柄が課題となっています。
「意思は個人の内に独立してあるのではなく、人と人との間に立ち上がるもの」。
そう話すのは、重症心身障害児者とその家族のための施設「地域生活支援センター小さなたね」の所長・水野英尚さん。当事者本人を取り巻く状況に目を向け、その考えを実装したプロジェクトに取りかかっているのだそうです。
意思とはどのようなもので、支援者に求められる意思決定支援とは何なのか。あらためて、水野さんの中にある考え、そしてその取り組みの構想について話を聞きました。
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