事例報告
子育て期にあるがん終末期在宅療養者への訪問看護師とケアマネジャーによる支援
子吉 知恵美
1
1石川県立看護大学地域・在宅・精神看護学(在宅看護学)
pp.276-280
発行日 2018年4月15日
Published Date 2018/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688200906
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はじめに
現場では、余生を自宅で過ごす子育て期にあるがん終末期療養者に対し、現在の制度では支えきれない状況を目の当たりにする。訪問看護師やケアマネジャーの柔軟な対応で成り立っている部分もあり、フォーマルな支援の狭間を埋めるインフォーマルな支援の必要性がある*1。こうしたなかで、療養者への支援に苦慮している訪問看護師、ケアマネジャーも少なくない。
そこで、子育て期にあるがん終末期療養者の在宅生活を支える訪問看護師とケアマネジャーによる支援について事例をもとに検討し、インフォーマルな支援を含めた在宅生活を支えるための支援内容の明確化を行なう。
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