特集 死を前にした人に私たちができること—現場の語りと事例から考える
—【巻頭座談会】—苦しむ人にどう向き合うか—看取りに苦手意識をもっていた私たちが、それでも関わり続けられる理由
津野 采子
1
,
髙橋 美保
2
,
相田 里香
3
,
小澤 竹俊
4
1ハート介護サービス東住吉
2ホームケアクリニックえん
3青い鳥
4めぐみ在宅クリニック
pp.223-234
発行日 2018年4月15日
Published Date 2018/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688200897
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看取りの現場では、死を前にした人や家族を失おうとしている人の“解決できない苦しみ”を目の当たりにして、「何もしてあげられない」と悩む援助者が少なくありません。
一方で、超高齢多死社会となる日本では、どの地域においても“看取りができる在宅”が求められています。
死を前にした人に、援助者は本当に「何もできない」のでしょうか?
それでも現場に居続けることはできるのでしょうか?
一度は「看取り現場から逃げたい」と思ったことがあるという皆さんに、その問いへの答えを語り合っていただきました。
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