特集 開いてわかった! 「保健室」と地域の姿
—【実践報告❺】みんなの保健室わじま—食支援の拠点として、1人ぼっちにしない場をつくる
中村 悦子
1
1一般社団法人みんなの健康サロン海凪
pp.294-298
発行日 2017年4月15日
Published Date 2017/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688200674
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
石川県輪島市にある「みんなの保健室わじま」は、2015年4月から活動を開始している。母体は、歯科開業医とともに開設した「一般社団法人みんなの健康サロン海凪(みなぎ)」だ。
輪島市は人口約2万7000人、高齢化率42%、高齢独居率22%という、高齢過疎が進む地域である。同市宅田町にある地元商店街が集まって設立したショッピングセンター内に店舗を構え、近隣住民が健康や介護、生活上の困り事を相談できるカフェとして、さらには地域にいる医療・看護・介護専門職の栄養アセスメントの拠点を兼ねた場とすることをめざして活動している。
Copyright © 2017, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.