特集 開いてわかった! 「保健室」と地域の姿
—【インタビュー】—保健室は最先端!?
秋山 正子
1
1暮らしの保健室
pp.262-267
発行日 2017年4月15日
Published Date 2017/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688200668
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東京都新宿区。都営大江戸線東新宿駅から徒歩5分ほどの場所に、「暮らしの保健室」はある。戸山ハイツという高齢化50%を越える大型団地の一角に、2011年7月にオープンされた。ここは近隣住民が健康や生活のこと、医療・介護のことを気軽に相談し交流できる場だ。平日は毎日オープンしており、予約不要・無料で、誰でも利用できる空間となっており、ボランティア・利用者・来訪者は年間、延べ5000人にのぼる。
暮らしの保健室の試みは人々の共感を生み、現在、全国各地で「保健室」が展開するに至っている。こうした動きを、暮らしの保健室を開設した秋山正子氏はどのように見ているのだろうか。現在の保健室の発展、「暮らしの保健室」の活動において一貫して大事にしてきた考えについて話を聞いた。
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