連載 ただいま訪問看護師のキャリアラダー開発中!・第4回
「訪問看護の基本的な技術」その定義を示すことはできますか?
高橋 洋子
1,2
,
佐藤 十美
1,3
1東京訪問看護ステーション協議会
2おもて参道訪問看護ステーション
3セコム医療システム株式会社訪問看護ステーション看護部
pp.224-229
発行日 2017年3月15日
Published Date 2017/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688200658
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連載ではこれまでに、訪問看護師のキャリアラダーの“横軸”に当たる発達段階「初心者」「新人」「独り立ち」「一人前」「中堅」「熟練」の6段階と、“縦軸”の【看護実践能力】【役割遂行能力】【自己教育・研究能力】の3つの構成能力、さらに各段階の各構成能力に求められる具体的な行動(連載第3回で紹介したメンバーで洗い出した「訪問看護に必要な要素」)が固まるまでの経緯を紹介してきました。
3つの能力ごとの要素をまとめ、いよいよ行動目標を作成する段階となりました。が、ここでも新たな課題に直面することになります。それは、キャリアラダーで使用している「言葉」の定義にまつわる問題です。今回はそのエピソードを紹介します。
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