連載 訪問看護実践と成果のつながりを可視化するために—日本語版オマハシステムの開発に向けて・第7回
オマハシステムの実践における活用例—わが国での訪問看護事例をもとに<5>長期目標、短期目標を立て、看護実践の見える化を図る
蒔田 麻友子
1,2
1オマハシステム研究会
2一般財団法人オレンジクロス
pp.990-996
発行日 2016年12月15日
Published Date 2016/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688200599
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連載第6回では、糖尿病をもち、褥瘡のある70歳の三郎さん(仮名)のケアプラン作成(STEP4:計画と介入)までを展開しました。今回は、引き続き、STEP5:中間時点の問題の状態判定とSTEP6:問題別の成果評価について、継続看護実践の評価を中心にオマハシステムを活用した看護展開を紹介します。
初回訪問時、訪問看護師は本人の言動から生理的問題領域《26 皮膚》、健康関連行動問題領域《41 ヘルスケアの管理》を優先度の高い問題ととらえ、計画と介入を展開しました。
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