特集 高齢者の心不全を在宅でケアする
扉
pp.765
発行日 2016年10月15日
Published Date 2016/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688200543
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日本人の死因第1位「がん」に次ぐのが、心疾患による死亡。その原因として最も多いとされるのが「心不全」です。心不全による死亡は85〜90歳にピークを認め、死亡した85%超が後期高齢者。必然的に、高齢者が多い在宅ケアの現場には、“心不全患者が潜在している”といえます。
心不全の増悪、または再入院を防ぐためには、心機能が弱まった方の日々の暮らしを注視し、ときに指導的な介入が必要です。もちろん、併存疾患との関連性を意識したケアも欠かせません。
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