カラーグラフ 終える命 つなぐいのち・第18回
さいごまで、住み慣れた場所で……
國森 康弘
pp.727-731
発行日 2016年9月15日
Published Date 2016/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688200534
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滋賀県東近江市でいちばんの山奥、三重県との県境に近い「君ヶ畑」という集落。ここで生まれ育って、結婚し、育児、家事、畑仕事に奔走した。やがて子を巣立たせ、夫を介護し看取った。ナミばあちゃんの人生は「君ヶ畑」に、詰まっていた。
火を消し忘れ、ガスコンロから電気コンロに。認知症は徐々に深まっていく。でもナミばあちゃんはニコニコ、1人暮らしを続けていた。
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