特集 在宅褥瘡ケア—在宅で活きる新たな技と関わり
在宅褥瘡への新たな取り組み
塚田 邦夫
1
1高岡駅南クリニック
pp.100-105
発行日 2016年2月15日
Published Date 2016/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688200379
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今日、褥瘡ケアは局所療法だけでなく、体圧分散やズレ・摩擦の予防が重要であり、栄養の整えが当然と考えられるようになってきました。また、日常で普通に行なってきた看護や介護、栄養療法には、実は誤った方法も多く、それが褥瘡発症や悪化の要因であったことも判明してきました。そして褥瘡は、専門多職種がチームを組んで取り組むべき疾患ととらえられるようになりました。
しかしほんの20年前は、褥瘡を消毒して乾かすことのみが治療との考えが主流でした。この間、褥瘡ケアにはどのような変化があったのでしょうか。
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