巻頭インタビュー ケアする人々・32
“命のつながり”を体感する—巻頭グラフ連載、始めます!
國森 康弘
,
富岡 里江
1
1訪問看護ステーションはーと
pp.179-186
発行日 2015年3月15日
Published Date 2015/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688200117
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創刊20周年を記念して、来月号から巻頭カラーグラフを始めます。
1つひとつかけがえのない、それぞれのご家族個別の「在宅看取り」の物語を写真でご紹介していきます。連載してくださる國森さんは、もとは“戦場カメラマン”。
イラクやソマリアなど紛争地や貧困地域を、フォトジャーナリストとして取材してきました。
ところが一転、2008年からは「在宅看取り」にレンズを向けるようになりました。
富岡さんは、初めて國森さんの写真を見たとき、「訪問看護師として経験してはいても伝えることができなかった、在宅看取りの場面に流れる穏やかな空気を感じて、胸が熱くなった」と言います。
そこで昨年末、富岡さんのステーションでは、看取りについて地域全体で考える機会をと國森さんを招いての市民講座を都内で開催。
300名近くが集まったこのイベントの翌日、在宅看取りを写真におさめるようになって得た國森さんの気づき、富岡さんも体感してきた確かな命のつながりについて語り合っていただきました。
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