特集 訪問看護の意思決定支援—いつ何をどう行なうことなのか
—【事例報告❶】—訪問看護の意思決定支援とは「○○したい」を叶えること—難病、うつ、糖尿病独居、認知症末期の胃ろう造設をめぐって
久木 ひろ美
1
1医療法人社団 訪問看護ステーションれもん
pp.100-105
発行日 2015年2月15日
Published Date 2015/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688200096
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訪問看護ステーションれもんは、2011年5月「あなたにビタミンのエッセンスをお届けします」というキャッチフレーズのもと、筆者を含む看護師3名と保健師1名でスタートした。今年で4年目を迎える。スタッフは現在、事務員を含めて10名である。
そのうち3名は60歳以上の“元師長”という人材である。その1人は地域の民生委員でもあり、昨年契約したグループホーム2ユニットへの訪問看護を担当し、念願の看取りもできた。もう1人は、管理経験を活かし、マニュアルや資料作成なども担当。また、もう1人は、滋賀県看護連盟の副会長で、開設前から訪問看護を勉強したいと入職、公認会計士と連携して経理を担当するほか、訪問看護政策について市議らと話し合う機会もある。
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