特集 訪問看護の意思決定支援—いつ何をどう行なうことなのか
—【事例報告❺】—多職種だからできる多角的・継続的な意思決定支援—診療所看護師として、ALS患者の胃ろう造設をめぐって
田代 真理
1
,
大竹 美恵子
1
,
和田 かおり
1
1医療法人社団 緑の森さくらクリニック
pp.126-130
発行日 2015年2月15日
Published Date 2015/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688200100
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当院は、東京都中野区にある機能強化型在宅療養支援診療所です。医師は非常勤を含め9名、看護師3名、医療相談員(以下、SW)2名、理学療法士(以下、PT)2名、医療事務・クラーク、ドライバーが勤務しています。
在籍患者数は平均160名/日前後で、訪問診療以外に、訪問看護・訪問リハビリも行なっています。院長が神経内科専門医であるためか、筋萎縮性側索硬化症(以下、ALS)やパーキンソン病、多系統萎縮症などの「神経難病」の患者が多く、ほかに認知症、心疾患、悪性腫瘍などの診療にも携わっています。
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