特集 訪問看護の“あと10年” 2025年までにやっておきたい○つのこと
「看取り難民」を防ぐために訪問看護の質と量を拡充する
岩本 大希
1
1ケアプロ株式会社在宅医療事業部
pp.30-34
発行日 2015年1月15日
Published Date 2015/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688200073
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
ケアプロ株式会社(以下、ケアプロ)は、「革新的なヘルスケアサービスをプロデュースし、健康的な社会づくりに貢献する」を使命として、現在は、予防医療と在宅医療を中心に取り組んでいる。もともと「セルフ健康チェックサービス(以前はワンコイン健診と呼称)」などを事業の中心としていたが、東日本大震災の被災地支援をきっかけに訪問看護を開始した。
現在、訪問看護を開始して3年目で、東京都中野区と足立区の2か所に拠点を構え、看護職はそれぞれ10名程度の規模で24時間365日の体制で訪問看護を行なっている。同じ志、さまざまなバックグラウンドをもった、若く意志のある看護師たちが集まってきており、平均年齢は28歳と、おそらく日本で最も若いステーションである。
Copyright © 2015, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.