特集 在宅だからICF(国際生活機能分類)!―「生活を支える」を具現化する
ICF:「人」のよりよい生活・人生を支えるツール―在宅医療・介護における基本概念
大川 弥生
1
1国立長寿医療研究センター生活機能賦活研究部
pp.106-110
発行日 2014年2月15日
Published Date 2014/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688102716
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ICFとは、2001年5月に世界保健機関(WHO)が、その総会において採択した、人間の「生活機能」についての捉え方である。
ICFの特徴を一言でいえば、「『生きることの全体像』についての『共通言語』」である。この観点は、最良の在宅医療・介護を進めるために不可欠である。本稿では、この点も含め本特集のタイトル「在宅だからICF!」に示されている在宅医療・介護におけるICFの重要性と、サブタイトルの「『生活を支える』を具現化する」が示す「生活」の見方、という2つの観点からICFのポイントを述べていきたい。
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