特集 「新生在宅医療・介護元年」の成果と展望―“つなぐ機能”を育んだ「在宅医療連携拠点事業」
―【実践報告➌2012年度・診療所】―THP(トータルヘルスプランナー)の機能を地域に拡げ「在宅看取り率」を高める
木村 久美子
1
,
小笠原 文雄
2
1小笠原訪問看護ステーション
2小笠原内科
pp.35-41
発行日 2014年1月15日
Published Date 2014/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688102696
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小笠原訪問看護ステーション(常勤換算12名)を併設する小笠原内科では、2012(平成24)年度の在宅医療連携拠点事業(以下、拠点事業)に採択され、「在宅緩和ケア」に軸足を置いた取り組みを行ないました。当ステーションは従来、小笠原内科と二人三脚で、在宅緩和ケアをはじめとする訪問看護を行なっており、拠点事業にも連携して取り組みました。なかでも「教育的在宅緩和ケア」や「岐阜在宅ホスピス安心ネット」などの取り組みにおいては訪問看護が重要な役割を果たしました。とくに筆者は、ステーション管理者として、またトータルヘルスプランナー(以下、THP)として事業運営の中核を担いましたので報告します。
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