特集 来たれ!新卒訪問看護師! 千葉県訪問看護実践センター事業の試み
―【座談会】―「新卒訪問看護師」は育てられます。―ステーション全体への波及効果も/新卒訪問看護師育成への期待と日本看護協会の取り組み
権平 くみ子
1
,
保坂 和子
2
,
松永 敏子
3
,
長江 弘子
4
,
齋藤 訓子
5
1ちば訪問看護ステーション
2千葉県看護協会「訪問看護実践センター」
3千葉県看護協会
4千葉大学大学院看護学研究科
5公益社団法人日本看護協会
pp.642-651
発行日 2013年8月15日
Published Date 2013/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688102570
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「新卒に訪問看護は無理」「どうせなら即戦力を」「何をどう教えていいのかわからない」―。
そんな声が聞こえてきそうです。
一方、「訪問看護師は、訪問看護の現場で育てたい!」という声もあります。
千葉県、千葉県看護協会、同訪問看護実践センター、千葉大学がタッグを組んで、それを実現した、千葉県「新卒訪問看護師育成プログラム」(以下、本プログラム)。
周囲の不安をよそに、すでに現場で活躍中の新卒訪問看護師(以下、新卒者)たちの働きぶりは、もうひとつの座談会(p.616)に譲るとして、本稿では、本プログラムの特色である、公的・組織的バックアップのもと、新卒者を採用したステーションにおいて、いかに「学習支援体制」を構築していったか、を振り返っていただきました。
本プログラムには、指導者・管理者の成長をはじめ、その他のスタッフを含めたステーション全体への波及効果も。
「地域連携型人材育成」と「新卒訪問看護師」の可能性を探ります。
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