特集 来たれ!新卒訪問看護師! 千葉県訪問看護実践センター事業の試み
―【新卒訪問看護師育成プログラム❶】―「新卒訪問看護師育成プログラム」の開発と概要―組織として“現場”を支える公的仕組みを全国に
長江 弘子
1
,
吉本 照子
1
,
辻村 真由子
1
,
松永 敏子
2
,
山木 まさ
2
,
星野 恵美子
2
,
澤田 いつ子
2
,
保坂 和子
2
,
権平 くみ子
3
1千葉大学大学院看護学研究科
2千葉県看護協会
3ちば訪問看護ステーション
pp.624-631
発行日 2013年8月15日
Published Date 2013/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688102567
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千葉県看護協会は、県の地域医療再生計画の一環として、2012年度から「訪問看護実践センター事業」に取り組んでいる。そのなかで、千葉大学大学院看護学研究科と協働して「新卒訪問看護師育成プログラム」(以下、本プログラム)を開発し、すでに3名(2012年度2名、2013年度1名)の新卒訪問看護師(以下、新卒者)を現場へと送り出してきた。その経緯と成果については、本誌*1・2にて既報のとおりである。
本プログラムは、訪問看護の現場で新卒者を育てるための体制を、組織として公的に支える“地域連携型人材育成”であることを特徴とする。本稿では、この1年間で標準化してきたその仕組みの意義と概要について報告する。
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