特別記事
―在宅医療における患者の権利擁護と倫理〈後編〉―在宅終末期医療における方針決定―看護師・医療ソーシャルワーカーの役割
上白木 悦子
1
,
前田 正一
2
1山口県立大学社会福祉学部
2慶應義塾大学大学院健康マネジメント研究科
pp.567-571
発行日 2013年7月15日
Published Date 2013/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688102549
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現在、日本では、関連する医療政策により、在宅で療養する患者の数が、これまで以上に増加している。在宅療養中の患者が、病態が悪化し終末期状態に陥った場合、その後の医療をどのように進めるべきか、医療従事者が判断に苦慮することがあると思われる。特に生命維持治療の差し控えや中止の判断についてはそうであろう。
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