特集 あれから2年 災害対策の「変えた」「変わった」
―【岩手県】―“災害時バイアス”を考慮した災害対策―ステーション別のマニュアルは役に立たない
齊藤 裕基
1,2
1あゆみ訪問看護ステーション
2株式会社ウェルファー
pp.198-203
発行日 2013年3月15日
Published Date 2013/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688102447
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東日本大震災は、大きなものを奪い、そして与えた。大震災に遭遇し、その状況をどう捉えて考え行動し、その結果として、何が生まれ、何をなし得たのか? 今振り返ってみても“よくわからない”のが現状である。みなの意志や行動を大切に共に活動し、対応してこれただろうか? また、どのように指示を出し、訪問看護へとつなげられただろうか? 多くの疑問を残したまま2年が経とうとしている今、震災後を再検証してみる。
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