特集 あれから2年 災害対策の「変えた」「変わった」
岩手県訪問看護ステーション連絡協議会の取り組み
高橋 栄子
1
,
小笠原 実智代
1
1岩手県訪問看護ステーション連絡協議会
pp.204-205
発行日 2013年3月15日
Published Date 2013/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688102448
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被害状況の概要
東日本大震災により、岩手県では、県内53のステーションのうち13か所で甚大な被害がありました(以下、2011年6月調べ)。事務所は倒壊3か所・浸水1か所、職員に死亡者・行方不明者こそありませんでしたが、その家族には6か所・18名の死亡者・行方不明者が、また利用者には表1のような被害がありました。利用者数減少は5か所、収益減少19か所、収益減少割合10~57%とステーションの経営への打撃も大きく、次のような訪問業務上の被害もありました。
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