特集 吸引・胃ろう等をどう行なうか これからの“医療的ケア”【理解編】
―「介護職」の役割―利用者さん・ご家族、多職種と一緒に「現場のルール」づくりを
伊藤 佳世子
1
1介護サービス事業所りべるたす
pp.689-692
発行日 2012年8月15日
Published Date 2012/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688102271
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2012年4月1日から、「社会福祉士及び介護福祉士法」の一部改正(以下、改正法)により、一定条件の下で介護職員等が喀痰吸引等をすることが法制化されました。
改正法は、医師が事業所宛に「指示書」を書くことで医療関係者の関与を明確にしたうえ、次の二段構えで利用者さんの「安全性」を確保する仕組みになっています。
❶喀痰吸引等を行なう事業所を県に登録することによる「医療連携」の担保
❷研修の義務化による「従事者の知識・技能」の担保
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