特集 “はじめて”の在宅緩和ケア「実践編」
緩和ケアの延長としての看取りとエンゼルケア
角田 直枝
1,2
1茨城県立中央病院
2茨城県地域がんセンター
pp.127-131
発行日 2011年2月15日
Published Date 2011/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688101792
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筆者は、2010年4月より自治体立病院の看護局長に着任した。それまでは、がん看護を中心に、訪問看護とその推進にも努めてきた。現在、自施設では1か月に50人ほどの看取りがあり、在宅緩和ケアを推進する傍らでそれを見ているという複雑な立場にある。しかし、そのような立場だからこそ、改めて「緩和ケアと看取りの関係」「在宅だからこその緩和ケアの特徴」が見えてきた。本稿では、病院側から在宅ケアを応援したい気持ちも込めて、初めて在宅緩和ケアに関わる方々とともに、看取りとエンゼルケアについて考えてみたい。
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