特集 ICF(国際生活機能分類)を訪問看護に活かす
“ICFに基づいたブラッシュアップ・プログラム”との出合い
相原 鶴代
1
,
玄永 春奈
1
,
竹内 正人
2
1さつき台訪問看護ステーション
2さつき会総合リハ・ケア
pp.966-969
発行日 2010年12月15日
Published Date 2010/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688101742
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さつき台訪問看護ステーションでは,2006年からICFに基づいた看護を展開するために,看護計画を「問題解決型」から「目標指向型」へと移行した。しかし,看護師自身が気づかない間に,従来の問題解決型の視点へ戻っていることも多く,本人や家族のQOLの向上につながらないと感じられるケースも多くあった。
今回,ICFに基づいたブラッシュアップ・プログラム(以下,BUP)を通して,Aさんとその家族のQOLが向上し,ICFについて理解し,学びを得られたので報告する。
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