連載 訪問看護 時事刻々・138
今月の話題 参議院選挙
石田 昌宏
pp.709
発行日 2010年9月15日
Published Date 2010/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688101684
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第22回参議院選挙が終わった。看護職のたかがい恵美子氏が,比例代表で21万443票を獲得し当選した。引退する南野知惠子氏を引き継ぎ,新しい看護職の参議院議員が誕生したのである。衆議院と参議院で多数を占める政党が異なるという“ねじれ”が生じたなかで,参議院与党の一員として重い役割を担うことになる。新人議員ではあるが即戦力を持つと評価されている。活躍を期待したい。
たかがい議員の主張は,「看護の充実が高齢社会を豊かにするのだから看護職をもっと活躍させてほしい」「看護が社会を創るためには必要だ」というものである。看護職の労働環境をよくしたい,教育を充実させたいといった看護職だけを見たものではない。以下,彼女の主張を引用する。
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