連載 せんねん村村長 老いを地域で活かす・9
自分で決めたい,生き方,死に方―よりよい生を全うするために②
中澤 明子
1
1社会福祉法人せんねん村
pp.457-461
発行日 2010年6月15日
Published Date 2010/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688101623
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昭和35(1960)年に国民皆保険が実施されて以来,日本の経済成長に支えられた「出来高払い」のインセンティブが,医療業界の急速な成長・拡大を呼び起こした,と指摘されています。医療制度の充実と並行するかのように,誕生も死も家庭から遠のいていき,病院での生死が当たり前の時代が続いてきました。しかし,今,それが変化しつつあるように思います。
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